こんにちは、
ともやんです。
僕は約38年間、宝飾品を扱い会社に務めていました。その長いサラリーマン時代で約20年弱、ダイヤモンドの輸入卸の部門に在籍していました。
その部署では、海外のダイヤモンド取引所に行き、ダイヤモンドを買付て、国内のジュエリーの製作会社、問屋、小売店に卸す仕事をしていました。
買付業務も10数年間担当し、特に数多く行ったのは、ロシアのモスクワとベルギーのアントワープでした。
やはり街の美しさや華やかさはアントワープにあり、中でもフランダースの犬で有名な大聖堂には、外観はもちろん、中にも何度か入りました。
確か2004年が最後の出張だった思いますが、記念に大聖堂に入り、ルーベンスの壁画を拝んできました。大聖堂の出入口近くには記念品などを販売している売店があり、何気なく購入したのが、イギリスのエマ・カークビーの独唱によるヘンデルなどのバロック歌曲集だったのです。
ノンビブラートでチャーミングで澄んだその歌声に僕は、心を奪われました。
エマ・カークビーの素晴らしい歌声は、Amazon Music Unlimitedで聴けます。
Emma Kirkby The Complete Recitals エマ・カークビー
エマ・カークビーの名唱180曲収録時間11時間24分。
これを聴くためだけにAmazon Musicに登録してもいいと思うくらいです。
なお、CDでは、5つのアルバムをまとめて収録したセットがおすすめです。
Emma Kirkby - 5 Classic Albums
バロック声楽界の女王カークビー。オックスフォード大学で古典学を学び、ルネサンス・バロック音楽に興味を持ってその時代の歌唱法を習得。彼女がデビューを果たした時、「これこそ天使の声」と絶賛され、ノン・ビブラートの純粋な歌声に心を動かされた方も多いと思われます。この5枚組ボックスには、EMI-ReflexとVirgin Classics に録音したものの中から、名歌唱が堪能できるアルバムが収録されています。
ともやん
小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏の指揮姿に魅了されてから、クラシック音楽に興味をもち、今日まで生きてきました。 現在、LP、CD、カセットテープも含めて約1000件以上を所有しています。 毎日数枚ずつ視聴しながらブログを運営しています。 好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、マーラーから武満徹、伊福部昭。 このブログでは、サブスクで楽しむことが出来るオーケストラ曲の名演、迷演、珍演をご案内して行きたいと思います。 お付き合いのほど、よろしくお願いします。 1957年富山市生まれ、横浜市在住。