コンヴィチュニー ベートーヴェン 第9番

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こんにちは、
ともやんです。

 

第二次大戦後、海外のオーケストラが日本に来るようになったのが、敗戦10年後の1955年。
最初が、シンフォニー・オブ・ジ・エアー(旧NBC交響楽団)。この時ベートーヴェンでは、第3番と第7番が演奏されました。

 

しかし、そこから来日ラッシュとなる。

 

56年には、ヒンデミットとウィーンフィルが来日。よく57年にはカラヤンがベルリンフィルを伴って来日。

 

続いて59年に再びカラヤンがウィーンフィルと来日、同時期にアンチェル&チェコフィルと来日。しかし、第九はまだ演奏されなかった。

 

そして61年にコンヴィチュニー&ゲヴァントハウス管と来日しベートーヴェンの交響曲全て演奏しました。これが来日オーケストラが初めて第九を演奏した記念すべき時だったようです。

重厚で逞しい演奏。まさのこの当時もっとも正攻法な演奏でした。

しかもコンヴィチュニーは、翌年ツアー中に60歳の若さで急逝しています。

 

コンヴィチュニー ベートーヴェン 第9番

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, "Choral"
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー - Friedrich von Schiller

 

1.(17:41) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(12:07) II. Molto vivace
3.(15:53) III. Adagio molto e cantabile
4.(24:55) IV. Finale: Presto - Allegro assai
total(70:36)

 

インゲボルク・ヴェングロル - Ingeborg Wenglor (ソプラノ)
ウルズラ・ゾレンコップ - Ursula Zollenkopf (アルト)
ハンス=ヨアヒム・ロッチュ - Hans-Joachim Rotzsch (テノール)
テオ・アダム - Theo Adam (バス)
ライプツィヒ放送合唱団 - Leipzig Radio Chorus
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 - Leipzig Gewandhaus Orchestra
フランツ・コンヴィチュニー - Franz Konwitschny (指揮)

 

コンヴィチュニー ベートーヴェン 第9番

 

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ともやん

ともやん

小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏の指揮姿に魅了されてから、クラシック音楽に興味をもち、今日まで生きてきました。 現在、LP、CD、カセットテープも含めて約1000件以上を所有しています。 毎日数枚ずつ視聴しながらブログを運営しています。 好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、マーラーから武満徹、伊福部昭。 このブログでは、サブスクで楽しむことが出来るオーケストラ曲の名演、迷演、珍演をご案内して行きたいと思います。 お付き合いのほど、よろしくお願いします。 1957年富山市生まれ、横浜市在住。