サブスクでクラシック音楽を楽しむ

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こんにちは、
ともやんです。

 

1952年と54年にワルターが、ローマRAI交響楽団に客演した際のライブ録音です。
1952年1月には、フルトヴェングラーも同オケに客演していています。

 

プログラムは、1952年4月19日がモーツァルトの40番とマーラーの4番。
2年後の54年は、ベートーヴェン交響曲第7番。

 

ここで面白いのは、ワルターと文通までしていた音楽評論家・宇野功芳氏の著書『名指揮者ワルターの名盤駄盤』には記載がないということです。

 

95年3月に出版されたこの本に載っていないということは、当時はまだこの音源が発見されていなかった、もしくはＬＰ化、ＣＤ化されていなかったと思われます。

 

ブルーノ ワルター モーツァルト 40番

 

ワルターは、モーツァルトの交響曲第40番ト短調K.550を得意としていて、録音も多く残しています。

 

特に50年代には、僕が聴いただけでも6種類あります。

1950年9月25日 ベルリン・フィル
1952年4月19日 ローマRAI響
1952年5月18日 ウィーン・フィル
1952年6月19日 アムステルダム・コンセルトヘボウ管
1953年2月23日 ニューヨーク・フィル
1959年1月13日・16日 コロンビア響

 

こうやって並べて見ると52年が4月のローマ、5月ウィーン、6月アムステルダムと1か月おきに録音されているのが興味深いです。

 

その中でもローマRAI響の客演盤、大らかで抑揚と陰影に富んだ素晴らしい演奏です。

ぜひ聴いてください。

 

ブルーノワルター イン イタリア

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
交響曲第40番 ト短調 K. 550
Symphony No. 40 in G Minor, K. 550

 

1.(06:27) I. Molto allegro
2.(08:19) II. Andante
3.(04:28) III. Menuetto: Allegretto
4.(04:57) IV. Allegro assai

 

ローマRAI交響楽団 - RAI Symphony Orchestra, Rome
ブルーノ・ワルター - Bruno Walter (指揮)
録音: 19 April 1952

 

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン - Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92

 

Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

5.(12:24) I. Poco sostenuto - Vivace
6.(09:50) II. Allegretto
7.(07:43) III. Presto, assai meno presto
8.(06:46) IV. Allegro con brio
total(36:43)

 

ローマRAI交響楽団 - RAI Symphony Orchestra, Rome
ブルーノ・ワルター - Bruno Walter (指揮)
録音: 18 May 1954

 

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グスタフ・マーラー - Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第4番 ト長調
Symphony No. 4 in G Major
作詞 : 伝承 - Traditional

 

9.(16:27) I. Bedachtig, nicht eilen
10.(08:44) II. In gemachlicher Bewegung, ohne Hast
11.(19:03) III. Ruhevoll, poco adagio
12.(08:28) IV. Sehr behaglich
total(52:42)

 

カルラ・シュレアン - Karla Schlean (ソプラノ)
ローマRAI交響楽団 - RAI Symphony Orchestra, Rome
ブルーノ・ワルター - Bruno Walter (指揮)
録音: 19 April 1952

 

Bruno Walter in Italy

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