スクロヴァチェフスキ 読売日響 ブルックナー交響曲第8番

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こんにちは、
ともやんです。

 

誰かの寄稿で読んだことがあるが、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキが、読売日本交響楽団の常任指揮者にで就任したことで、日本の音楽界に勇気を与えてくれたという内容の物だった。

スクロヴァチェフスキが、読売日響の第8代常任指揮者に就任したのは、2007年4月のこと。
すでに83歳の高齢だった。

 

しかし、その音楽に対する情熱は衰えることを知らず、2010年3月まで務め、翌4月からは同団の桂冠名誉指揮者となっている。

 

今日ご紹介する演奏は、2016年1月の読売日響との演奏で、スクロヴァチェフスキは92歳、この10ヶ月には脳梗塞で闘病生活に入り、2017年2月21日に永眠している。

そんなことを全く感じさせない。気迫のこもった名演です。

 

スクロヴァチェフスキ ブルックナー 交響曲第8番

 

アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第8番 ハ短調 WAB 108
Symphony No. 8 in C Minor, WAB 108

 

1.(16:01) I. Allegro moderato
2.(16:31) II. Scherzo: Allegro moderato - Trio: Allegro moderato
3.(29:25) III. Adagio Feierlich langsam, doch nicht schleppend
4.(21:23) IV. Finale: Feierlich, nicht schnell
total(83:39)

 

読売日本交響楽団 - Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ - Stanis?aw Skrowaczewski (指揮)
録音:2016年1月21日 東京芸術劇場

 

ブルックナー 交響曲第8番ハ短調 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮/読売日本交響楽団

 

92歳の巨匠指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキと読売日本交響楽団によるブルックナーの交響曲第8番ハ短調。

スコアを開くこともなく、90分立ち続けながら音楽を作っていく"ミスターS"は、余分なものは削ぎ落とし自我を殺したかのようにブルックナーの音楽にのみ向き合い、ある意味シンプルで自然な音楽がそこにあった。

聴衆とオーケストラ共にミスターSの世界に引き込まれた奇跡の日をSACDでリリース。2016年1月21日、東京芸術劇場にて収録。

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ともやん

ともやん

小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏の指揮姿に魅了されてから、クラシック音楽に興味をもち、今日まで生きてきました。 現在、LP、CD、カセットテープも含めて約1000件以上を所有しています。 毎日数枚ずつ視聴しながらブログを運営しています。 好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、マーラーから武満徹、伊福部昭。 このブログでは、サブスクで楽しむことが出来るオーケストラ曲の名演、迷演、珍演をご案内して行きたいと思います。 お付き合いのほど、よろしくお願いします。 1957年富山市生まれ、横浜市在住。