小澤征爾若き日の軌跡 シカゴ響とのチャイコフスキー第5番

こんにちは、
ともやんです。

村上春樹氏の著書『古くて素敵なクラシック・レコードたち』は、僕が初めて購入した村上氏の本です。

以前から村上氏が音楽好きと言うのは知っていました。

数万枚もレコードを所有されている村上氏は、半分以上がジャズで次がクラシックだそうです。クラシックだけでも1万5千枚ほど所有されているようです。

その中から村上氏の特にお気に入りのレコード486枚を選んでコメントした本で、クラシック好きの僕にとっては最高の本です。

村上春樹 若き日の小澤征爾

さてこの本の最後の章が「若き日の小澤征爾」です。

ここで村上氏は、小澤征爾が1966年から73年まで録音したレコードを6種類取り上げています。
共通点は、ジャケットに全て小澤征爾の顔が出ているものです。

6種類の内シカゴ交響楽団との録音が3種類。

録音年が1969年から70年。

ちょうど音楽監督がマルティノンからショルティに代わるころでした。

50年だから60年代初頭のフリッツ・ライナー時代の黄金期からフランス音楽を得意とするマルティノン時代は、音楽面、運営面で多少ごたついていた感があります。

そこやってきたの痩せた東洋人の青年(と言っても既に30歳を越えていたが)。
小澤さんが実際まじかに拝見したことがありますが、身長は168センチの僕とほぼ同じでほっそりした方でした。

海千山千の手練れ集団のシカゴ響のメンバーはどう思ったでしょうか?
お手並み拝見とちょっと軽く見ていた団員もいたかもしれません。

しかし、チャイコフスキー交響曲第5番を聴く限りでは、オケは完全に小澤征爾の指揮もと熱い演奏を聴かせてくれています。

おお、この若いのやるじゃないか、とばかり小澤征爾の思うように動かされている雰囲気がビシビシ伝わってきます。

この録音は、若き日の小澤征爾を知る貴重なものです。
ぜひ、聴いてみてください。きっと心が熱くなると思います。

小澤征爾 チャイコフスキー 交響曲第5番 シカゴ響 1969

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第5番 ホ短調 Op. 64

Symphony No. 5 in E Minor, Op. 64

1.(14:05) I. Andante – Allegro con anima
2.(12:19) II. Andante cantabile con alcuna licenza
3.(05:54) III. Valse: Allegro moderato
4.(12:03) IV. Finale: Andante maestoso – Allegro vivace
total(46:42)

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モデスト・ペトロヴィチ・ムソルグスキー – Modest Petrovich Mussorgsky (1839-1881)
5.(10:49) 交響詩「禿山の一夜」(原典版)
St. John’s Night on Bald Mountain, “A Night on the Bare Mountain” (original version)

シカゴ交響楽団 – Chicago Symphony Orchestra
小澤征爾 – Seiji Ozawa (指揮)
録音:1969年

小澤征爾&シカゴ響 若き日の軌跡

小澤征爾若き日の軌跡! 小澤征爾は1964年から69年にかけて(29歳から34歳にかけて)、シカゴ交響楽団の夏の本拠地であるラヴィニア音楽祭の音楽監督をつとめました。
その時期に、RCA Red SealにLPにして15枚分の録音を残しています。
その中からシカゴ交響楽団との録音アルバムを、オリジナル・カップリング収録したボックスです。

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