バッティストーニのドヴォルザーク 新世界よりと伊福部昭

こんにちは、
ともやんです。

僕が記事を書く時にいろんな本を資料にしています。
その中にONTOMO MOOKから出ている『世界の指揮者名鑑866』があります。

2010年に出ていて今では少し古い資料になりました。

ただ、クラシックの場合は、キャリアの何十年と長い指揮者が多く、しかも往年の指揮者の音源が復刻されることも多いので重宝している資料です。

それで今日書く記事の資料としてバッティストーニを探すと、ん!?出ていない。
そうなんです。

載っていないんです。

この本が出たのは2010年1月1日なので編集期間も考慮すると、遅くても2008年中には頭角を表していない載らないと思います。

そうなんです、バッティストーニのデビューは2008年で、注目されるようになったのが、2013年ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者、そして2016年10月東京フィル首席指揮者に就任してからだと思います。

僕が注目したのが、2015年12月20日の東京フィルとの第九のライブからです。

バッティストーニ ベートーヴェン交響曲第9番 キレッキレの凄演

その録音の聴いたレビューはこちらです。

伊福部昭 シンフォニア タプカーラ

伊福部昭がシンフォニア・タプカーラを発表したのが、1954年(昭和29年)のことです。

この年の11月3日には、伊福部が音楽担当した映画『ゴジラ』は公開され大ヒットとなりました。

資料によると伊福部はかつてチェレプニンに「バラキエフだってシンフォニーを書くのに30年かかった。
おまえも次のシンフォニーを書きたいと思うだろうが、そのテクニックはまだ無理がある。もっと勉強してから挑戦するように」※日本の音楽家を知るシリーズ「伊福部昭」より。

伊福部がチェレプニン賞を受賞したのが1935年で翌年に来日したチェレプニンから個人レッスンを受けました。

多分その時に言われたんでしょうか?

それから約20年弱の月日が経ち、伊福部はついにシンフォニーを書き上げたのです。

音楽的色彩、昂揚感、律動反復や旋律の圧倒的な押し寄せなど、伊福部作品に通じる全ての音楽成分と伊福部のぶれない一貫した作風がこの作品シンフォニア・タプカーラに凝縮されています。

バッティストーニと東京フィルの演奏は、そんな伊福部の思いをこれでもかと届けるような情熱溢れる演奏で、深い感動と共感を与えてくれます。

バッティストーニ ドヴォルザーク 交響曲第9番”新世界より”

なお、僕が運営するブログでは、以前同じ音源についてコメントしています。

その時は主にバッティストーニとドヴォルザークの”新世界より”についてコメントしているので合わせて読んで頂けると幸いです。

バッティストーニ&東京フィル 新世界よりと伊福部昭

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95, B. 178
Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World”

1.(09:43) I. Adagio – Allegro molto
2.(13:23) II. Largo
3.(07:55) III. Molto vivace
4.(11:37) IV. Allegro con fuoco
total(42:38)

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伊福部昭 – Akira Ifukube (1914-2006)
シンフォニア・タプカーラ
Sinfonia Tapkaara

5.(12:49) Lento molto – Allegro
6.(09:22) Adagio
7.(08:18) Vivace
total(30:29)

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8.(02:34) ゴジラ~交響ファンタジー「ゴジラVSキングギドラ」より

東京フィルハーモニー交響楽団 – Tokyo Philharmonic Orchestra
アンドレア・バッティストーニ – Andrea Battistoni (指揮)
録音:2017年6月1-2日 東京オペラシティ コンサートホール

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ、ゴジラ

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