クレンペラー ベートーヴェン 交響曲全集 1960

目安時間 3分

こんにちは。 ともやんです。   まさに聳え立つ巨峰!   クレンペラー&フィルハーモニア管による、1960年ウィーン楽友協会に於けるベートーヴェン・ツィクルス。有名なライヴ録音。   厳しいリズム感、木管の自由な飛翔は、聴いていて姿勢を正したくなるほどです。   短期間で一気に演奏されたこのツィクルスは、巨匠も余程体調が良かったのか、怒鳴るような肉声も至る…

こんにちは、 ともやんです。   ええ、今年初めての投稿です。   サボっていたわけではなく、他のブログでは1月2日から投稿していますが、アルバイトなどでいろいろ忙しくこのブログは初投稿となりました。 遅ればせながらよろしくお願いします。   小澤征爾 水戸室内管 ベートーヴェン交響曲第9番   ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van…

アンセルメの第九 理知的な輝きを放つ快演

目安時間 5分

こんばんは、 ともやんです。   ベートーヴェンの演奏っていうとどんなイメージをお持ちですか? 重厚?軽快?明快?颯爽?混沌?怒涛?悲愴?峻烈?爽快?愚直?鮮烈?深刻?   いまから思い出すと大笑いものですが、クラシックを聴き始めた中学生の頃は、音楽教室に掲示してあるベートーヴェンの肖像画のようにしかめっ面して、人生とはなんだ?なんて深刻ぶっていたように思います。  …

朝比奈隆 ベートーヴェン 交響曲第9番

目安時間 7分

こんにちは、 ともやんです。   先日、ヤマカズさんこと指揮者山田一雄氏のエッセイ集『一音百態』を読みました。 この本は、ヤマカズさんが神奈川新聞の連載した84のエッセイを書籍したもので、山田一雄氏の死後、音楽之友社より出たものです。   その中で、ヤマカズさんが、インタビューで「今まで第九を何回演奏されましたか?」と聞かれて困った、と記されていました。 当然数えたことはないが…

こんにちは、 ともやんです。   フルトヴェングラーは、1945年1月に崩壊直前のナチス政権から辛くもスイスに逃れることができました。   しかし、その後戦争犯罪の容疑で約2年間の演奏活動が禁止されました。 そして連合軍側の裁判で無罪となり、2年以上経ってベルリンの聴衆の前に現れたのが1947年5月25日でした。   その復帰コンサートで演奏されたのが、オール・ベート…

こんにちは、 ともやんです。   グレン・グールド(1932-1982)はカナダ出身の鬼才と言われたピアニスト。 今年が、生誕90年にして没後40年。   1982年10月4日に他界しましたが、当時社会人1年目の僕は、多分新聞などで知って、嗚呼、グルード亡くなったんだ、と驚きはしましたが、50歳という年齢には、25歳の僕は、あまり衝撃は受けなかったと思います。   な…

こんにちは、 ともやんです。   ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管によるベートヴェン交響曲全集は、最初聴いた時はフレッシュな魅力を感じます。   ただ、第7番を聴き比べた時、フルトヴェングラー、クレンペラー、そして朝比奈隆に比べ、明らかに腰が軽い感じです。   随所にユニークな表情が表れて、新時代のベートーヴェンを感じさせてくれたことは確かです。   ディ…

朝比奈隆 ベートーヴェン 交響曲第3番”英雄”

目安時間 4分

こんにちは、 ともやんです。   朝比奈隆、指揮者。 1908年7月9日東京生まれ。現在の新宿区市谷砂土原町。   京都帝国大学に進みのち、阪急電鉄で2年ほど務めたが、ヴァイオリンをやっていたこともあり、音楽への情熱が抑えることが出来ず、音楽家の道へ。 そのため指揮者としてのデビューは30歳を過ぎてからで遅かったようです。   朝比奈さんは、レパートリーは少なく、ブル…

こんにちは、 ともやんです。   9月10日にミューザ川崎で開催される第九のコンサートに合唱団のエキストラで参加します。 今度は、暗譜が基本ということで、毎日CDを聴きながら歌っています。   その中で聴きながら元気をもらったのが、2002年みなとみらいホールでの佐渡裕&新日本フィルのライブ。   以前、佐渡裕がベルリンフィルを指揮するときの模様を編集したドキュメンタ…

ムーティ ベートーヴェン 第九

目安時間 6分

こんにちは、 ともやんです。   もう20年以上前に所属していた合唱団から案内が来て、今度第九のコンサートを行いますが、参加しませんか?というものでした。   それが今年の初めのこと。 僕はすっかりその気になり申込、ただいま月に2~3回の練習に通っています。   基本的に経験者を募っていたので、この程度の練習量でもいいようです。 つまり自主練習が大切ということですね。…

ともやん

ともやん

小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏の指揮姿に魅了されてから、クラシック音楽に興味をもち、今日まで生きてきました。 現在、LP、CD、カセットテープも含めて約1000件以上を所有しています。 毎日数枚ずつ視聴しながらブログを運営しています。 好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、マーラーから武満徹、伊福部昭。 このブログでは、サブスクで楽しむことが出来るオーケストラ曲の名演、迷演、珍演をご案内して行きたいと思います。 お付き合いのほど、よろしくお願いします。 1957年富山市生まれ、横浜市在住。