こんにちは、 ともやんです。 2022年タワーレコード クラシカル年間TOP40より、現役最高齢の指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットのブラームス。 現役最高齢の巨匠がライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と録音を進めてきたブラームスの交響曲プロジェクトの最終となる第3番と第4番。 ブロムシュテットの境地といえるブラームスは、楽譜を丁寧に読み込みその音楽に魂…
こんにちは、 ともやんです。 ピエール・モントゥーは、1875年4月4日パリ生まれで、1964年7月1日にのちに国籍を取ったアメリカのメイン州ハンコックで89歳の生涯を閉じました。 ユダヤ系とはいえ純粋なパリジャンでフランス音楽だけではなく、ドイツの古典、ロマン派、そして19世紀の民族学派の音楽にも造詣は深い指揮者でした。 録音で聴くモントゥーの音楽は、ど…
こんにちは、 ともやんです。 ハンス・ロットという作曲家の名前は、つい最近初めて聴きました。 ハンス・ロット(1858-1884)。ウィーン近郊の生まれですが、出生から訳ありでした。母は美貌の人気女優で歌手でしたが不倫の末ハンスを身ごもり18歳で出産。 父親は、33歳も年上の喜劇俳優で、当時先妻がいて、ハンスは、数年間は認知されず私生児として過ごすことになります。 &n…
こんにちは、 ともやんです。 ルービンシュタインとメータ&イスラエル・フィルとの共演盤。 1976年4月の録音だが、いまでのブラームスのピアノ協奏曲第1番の録音の中でも傑出した1枚と言われている名演。 録音当時、1887年生まれのルービンシュタインは、89歳だというから驚きます。 また、ズビン・メータ&イスラエル・フィルの伴奏も素晴らしい。 ちなみにメータ…
こんにちは、 ともやんです。 イギリスの名指揮者エイドリアン・ボールトは、1889年4月8日生まれ。 オックスフォード大学を卒業後、ヨーロッパ大陸に渡り、ワグネリズムが全盛だったライプツィヒ音楽院でドイツ音楽の奔流を学んだ人。ニキシュには直接は学ばなかったようだが、コンサートに通いそのバトンテクニックを盗んだそうです。 帰国後、故郷リヴァプールで指揮者とし…
こんにちは、 ともやんです。 クナッパーツブッシュは、ブラームスの交響曲の中では、第3番を得意にしていて録音も8種類が残っているそうです。 クナッパーツブッシュの晩年の演奏で、まさに夕映えを見るような心に染み入る名演です。 いろいろあった人生を振り返りつつ一音一音慈しみながら奏でている演奏です。 特にハイドン変奏曲がその傾向を強く感じます。 従来のあらゆる…
こんにちは、 ともやんです。 フルトヴェングラーは、ベートーヴェンをもっとも得意としていたようで録音も圧倒的に多いし、歴史的名演も多数残されています。 でも、フルトヴェングラーの指揮は、ベートーヴェンよりもブラームスにあっているという意見もあります。 僕もそう感じることがあり、ブラームスの内省的でセンチメンタルな部分が、フルトヴェングラーの性格、人柄に繋が…
ともやん
小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏の指揮姿に魅了されてから、クラシック音楽に興味をもち、今日まで生きてきました。 現在、LP、CD、カセットテープも含めて約1000件以上を所有しています。 毎日数枚ずつ視聴しながらブログを運営しています。 好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、マーラーから武満徹、伊福部昭。 このブログでは、サブスクで楽しむことが出来るオーケストラ曲の名演、迷演、珍演をご案内して行きたいと思います。 お付き合いのほど、よろしくお願いします。 1957年富山市生まれ、横浜市在住。