こんにちは、 ともやんです。 1981年(昭和56年)に出版された宇野功芳著『僕の選んだベートーヴェンの名盤』は僕の愛読書です。 当時まだ50歳を越えたばかりの宇野氏も情熱の籠った本です。 この本の中で、宇野氏は次の6種類の録音を推薦しています。 当時は、まだLPレコードの時代で、CD誕生の直前の頃です。 ワルター指揮コロンビア交響楽団 フル…
こんにちは、 ともやんです。 5月3日は、日本の名ピアニスト小山実稚恵さんの誕生日でした。 1959年(昭和34年)生まれなので、今年63歳。 日本を代表するピアニスト、小山実稚恵の最新アルバム。2020年の<ベートーヴェン生誕250年記念イヤー>に発売した初のソナタ・アルバム『ハンマークラヴィーア』に続く第2弾をサブスクで聴きました。 小山さんは、僕より…
こんにちは、 ともやんです。 先日、51歳の若さで亡くなった二コラ・アンゲリッシュと諏訪内晶子の共演による、 ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ。 同世代の2人だけにこれからの共演も期待されていたのに残念です。 諏訪内晶子 アンゲリッシュ ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van B…
こんにちは、 ともやんです。 中学の音楽教室には、気難しそうな表情のベートーヴェンの肖像画か掲示され、また”楽聖”なんて呼ばれていたから、かなり偉大な人、尊敬すべき人、近寄りがたい人というイメージがありました。 実際、音楽の世界では革命的な人であり、最初にフリーランスな音楽家として活躍した人ではあります。 しかし、人間的に気難しい人だったかと…
こんにちは、 ともやんです。 オットー・クレンペラーの偉大なる演奏の記録です。 録音年が不明ですが、1965年頃のものと思います。 つまりクレンペラーは80歳。 この頃のベートーヴェンの演奏では、ベルリンフィルやウィーンフィルといった名門と凄い演奏を残しています。 遅めのテンポにも関わらず、弛緩することは一切なく、常に緊張感を持った厳しい演奏です。 またヴ…
こんにちは、 ともやんです。 さて、ベートーヴェンの交響曲全集は、クラシック音楽の愛好家なら1セットは持っていると思います。 僕は、何セットも持っているので、もうわけがわかりませんが、いろいろ聴いてやっぱり最後はこの人かな、と思うのは、 ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他 です。 僕が、この全集…
こんにちは、 ともやんです。 ドイツの名指揮者オイゲン・ヨッフムは、35年前の今日3月26日に約84年と半年の生涯を閉じました。 堅実で大らかな演奏でその創り出される音楽には人間味が溢れていました。 そしてヨッフムが亡くなった1987年3月26日の160年前にドイツの生んだ大作曲家ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンが56歳で死去しました。 …
こんにちは、 ともやんです。 アーノンクールは、かつて初演時の衝撃を取り戻すことを目的に作品に著しくデフォルメを加えることがありました。 コパチンスカヤのスタイルも楽譜に書かれていない、作曲家が原初に抱いていたイマジネーションの再創造なのだと擁護する人もいます。 しかもその再創造のイマジネーションは、彼女の持つ民族音楽と現代音楽の作曲家といての背景を活用し…
こんにちは、 ともやんです。 ロリン・マゼールは、1930年3月6日パリ近郊のヌィイーでアメリカ国籍を持つ両親の間に生ま れました。 父親はロシアとオランダの血を引く家系で、母親ハンガリーとロシアとの混血でした。ただ一家はマゼールが生まれるとすぐにアメリカのピッツバーグに移住し、ロリン少年はそこで成長しました。 幼少時からヴァイオリンとピアノを学び才能を発…
ともやん
小学生の時、NHK交響楽団を指揮する岩城宏之氏の指揮姿に魅了されてから、クラシック音楽に興味をもち、今日まで生きてきました。 現在、LP、CD、カセットテープも含めて約1000件以上を所有しています。 毎日数枚ずつ視聴しながらブログを運営しています。 好きな作曲家は、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、マーラーから武満徹、伊福部昭。 このブログでは、サブスクで楽しむことが出来るオーケストラ曲の名演、迷演、珍演をご案内して行きたいと思います。 お付き合いのほど、よろしくお願いします。 1957年富山市生まれ、横浜市在住。